セキュリティ対策は万全?レンタルしたパソコンにもウイルス対策をしよう
レンタルパソコンを初めて利用する方の中には、ウイルス対策はどうしたらいいか疑問を抱える方も多いのではないでしょうか。そこで今回は「ウイルス対策ソフトは自分で購入するのか、セットなのか」「ソフトが入っていない場合にはどんなものを選べばよいのか」など、レンタルパソコンのセキュリティ対策について解説します。
レンタルパソコンのウイルス対策が必要な場合
レンタルパソコンにウイルス対策ソフトが搭載されているかは、レンタル業者やサービスによって異なります。
レンタルを開始した時点でウイルス対策ソフトがインストール済みの場合には、他のウイルス対策ソフトを購入する必要はありません。しかし、ウイルス対策ソフトが含まれていない場合には、別途購入する・レンタルするなどの対策をとりましょう。
企業で使用するパソコンがウイルスに感染すると「取引先への感染拡大」「重要な情報の破壊や流出」など、甚大な被害を受ける可能性があります。
また、顧客情報や機密情報を流出させてしまった場合には訴訟問題に発展する可能性もあり、会社の信用性を大きく揺るがす問題となってしまいます。
そのため、会社で使用するパソコンは、購入・レンタルに関わらず強固なウイルス対策ソフトの導入が必要なのです。
レンタルPCなら月額で使えるウイルス対策ソフトを選ぼう
レンタルパソコンにもウイルス対策が必須であることはご理解いただけたでしょうか。
しかし、実際にウイルス対策ソフトを導入しようとすると「ウイルス対策ソフトは契約期間が1年以上のものばかり…パソコンのレンタル期間は短いのにもったいない」と、パソコンのレンタル期間とウイルス対策ソフトの試用期間の差に頭を悩ませてしまう方も多いかもしれません。
たしかに、一般的なウイルス対策ソフトは契約期間が1年~3年と長期のものがほとんどです。パソコンのレンタル期間が短い場合には、ウイルス対策ソフトを使用しない期間ができてしまい、その分の金額が無駄になってしまいます。
そこでおすすめなのが月額制で使えるウイルス対策ソフト・レンタルウイルス対策ソフトです。
どちらも1ヵ月単位で利用できるため、短期でパソコンをレンタルする際でも無駄なコストを抑えることができます。しかし長期契約のウイルス対策ソフトと比べて選択肢はやや狭まるため、次の項目ではレンタルパソコンに合わせてウイルス対策ソフトを選ぶ際の基準や注意点について詳しくお話しします。
法人でウイルス対策ソフトを選ぶ際に注意したいこと3つ
個人でウイルス対策ソフトを利用する場合、機能や価格、使い勝手、推奨環境、サポート体制などを基準に選ぶ方が多いでしょう。
しかし法人でレンタルパソコンとあわせて使用する場合には、それ以外にも気を付けなければならない点があります。
ここでは、会社でウイルス対策ソフトを導入する際の注意点を3つご紹介します。
■契約台数と料金
ウイルス対策ソフトは、価格が高ければ高いほど性能が良くなるわけではありません。
一般的には、プランが複数ある場合「使える機能が制限される」「受けられるサポート内容が異なる」などの理由で価格に差がつけられています。
自社のセキュリティに必要な機能やサービスを基準に各ソフト・サービスを比較し、少しでも安いものを選びましょう。
また、法人向けのウイルス対策ソフトは契約台数が増える・使用期間が長くなるほどリーズナブルな金額で利用できることが多いため、レンタル台数・期間を決定する前にウイルス対策ソフトの料金もあわせて調べておくことをおすすめします。
■操作性
会社では複数人がウイルス対策ソフトを使用する場合も多くあるため、使用する人すべてが容易に使いこなせるよう、操作がわかりやすく簡単なものを選ぶと良いでしょう。
操作を覚えるまでに多くの時間がかかると他の業務を圧迫し、社内の生産性低下にもつながります。もともと会社で使っていたウイルス対策ソフトと同じものを選ぶ、口コミやレビューを参考に操作性の良いものを選ぶなどの配慮が必要です。
■使用期限
月額制のレンタルウイルス対策ソフトは、年単位で購入するものと比べ「解約のし忘れ」が起こりやすくなります。
「お得に利用するためにレンタルパソコン・レンタルウイルス対策ソフトを利用したのに、解約を忘れていてずっと料金がかかってしまっていた」といったことがないように気を付けてください。
まとめ
今回はレンタルパソコンのセキュリティ対策のひとつである「ウイルス対策ソフト」の導入について、おすすめの使い方や選び方の基準をお伝えしました。
大切なデータを守りつつ経費を抑え、業務を快適に進めるため、今回の記事を参考にしてウイルス対策ソフトの導入を行ってみてください。